Jump to content
Sign in to follow this  
You need to play a total of 10 battles to post in this section.
F_Mogami

日本軍の魚雷開発技術について

4 comments in this topic

Recommended Posts

143
[JPEX]
Member
203 posts
3,242 battles

53.3cm魚雷を61cm魚雷にして、さらに酸素魚雷に発展させた日本軍の技術者たちの開発力に関する質問です。

研究資金や研究に要する資材および施設などに不足はないと仮定した場合、彼らはどこまで巨大な魚雷が作れますか?70cmとか、80cmとかは可能ですか?

また、何cmまでは軍艦の武装として有用なのかも知りたいです。お願いします。

Share this post


Link to post
Share on other sites
Member
563 posts
24,767 battles

まず日本の61cm魚雷は公式上533mmと公表されてました。

これは魚雷の直径まで軍縮条約の制限に加えることを避けるためでした。

つまり、睦月型は公式上は533mm3連装魚雷2基でした。つまり70cmとか80cmだと嘘がばれてしまいます。

61cm魚雷の開発当時は圧縮空気でしたので、超ド級戦艦に有効なダメージを与える炸薬量を検討した結果61cmに決まりました。

 

なぜサイズアップしなかった理由の1つは、魚雷の強度の問題です。

サイズが大きくなれば重量が増します、当初61cm魚雷は愛宕型巡洋艦の上部甲板から発射すると、海面に着水した衝撃で破損するため喫水付近に固定発射管を搭載してました

※旧古鷹と同じ、当時は舷側装甲内であったため、防御上の弱点とされてました。

当然強度を増せは、外殻重量が増し、直径の増えた分、水中抵抗が増し、それを補うために機関出力を上げ、その分酸素消費量が増え・・・・・・

といった、ことになります。さらに発射管の重量が増加します。

島風は7連装発射管2基搭載の予定でしたが、人力旋回が困難なため5連装発射管3基になりました。

70cm魚雷だと甲型で3連装2基となり射線が減るため、命中率が下がります。

 

第2の理由としてお金です。

当時、各国の通常魚雷1本で家が1件買えるほどの値段がします。

酸素魚雷だとさらに値段は上がります。また先に説明した魚雷強度の問題で、開発したとしてもWWⅡ直前だったでしょう。

もし、70cm酸素魚雷が採用されたとして、61cm発射管を70cm発射管に改装するにはその分の空間の確保のための改造が必要になり

また、大量の魚雷が必要になります。(酸素魚雷の早発の事故は、魚雷の値段が高いので十分な実弾試験ができなくて、信管の感度の調整が不十分だった)

球磨型と天龍型は61cm魚雷を採用せず、533mmでWWⅡで戦いました。(一応WWⅡ前には予備役または特務艦への改造計画があったので、採用見送りだっだそうですが)

主な理由はこれくらいです。

 

現代は324mm短魚雷が主流です、(ロシアは知らないです)

ただし、潜水艦には600mmを超える魚雷があるそうです(この辺りは軍事機密)

 

  • Cool 3

Share this post


Link to post
Share on other sites
Member
60 posts
14,573 battles

”海軍水雷史”によると昭和13年に新戦艦用に73cm又は75cmの魚雷を搭載できるように要望があったらしく75cm魚雷発射管の基本計画完了まですすんだとのことです。

結局は中止となったわけですが、開発しようと思えば75cmの魚雷もできたということでしょう。

ですが、実用的かどうかは別な問題なわけで巡洋艦や駆逐艦に搭載するのは射線の減少や重量の増加に起因する操作性や船の重心上昇を考えると実用的とは思えませんね。

それに日本海軍としては先述以外の61cm以上の魚雷が計画されていないということは61cmで十分であるということなのでしょう。

 

なお現在でロシアの潜水艦ではヴィクター2型とオスカー型が650mmと533mmの魚雷を混載しているとのこと(それ以外は533mm)。

 

 

  • Cool 2

Share this post


Link to post
Share on other sites
143
[JPEX]
Member
203 posts
3,242 battles

でかけりゃいいってもんじゃないんですね、わかりました。ありがとうございます。

大きくすれば敵戦艦を一撃でへし折れるんじゃないかと思っただけです。

なにせ、史実の魚雷はなかなか当たらなかったらしいので・・・。

Share this post


Link to post
Share on other sites
Sign in to follow this  

×