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Ladygrey

週刊「ぷかぷか艦隊」 Vol.8

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※ 当記事は、画像等の一部情報を省略して掲載されています。 全て閲覧される方は World of Warships ポータルページをご参照ください。

 

イギリス海軍の「とある戦艦」のお話
4月の下旬にイギリスのプレミアム艦艇「戦艦 Warspite」と「駆逐艦 Campbeltown」が期間限定で発売されました(※現在は販売期間終了)。いままでの例を考えると、勘のいいプレイヤーのみなさんは「そろそろイギリスの技術ツリーが実装されるのか!?」と期待していることでしょう。

そこで今回は、ウォーゲーミングジャパン・ミリタリーアドバイザーの宮永忠将に、イギリスの軍艦について話を聞いてきた。宮永アドバイザーが「個人的に大好き」だと言うロイヤル・ネイビー。そのなかの「とあるイギリスの戦艦」について、おもしろいエピソードを紹介します。

 


 

● 宮永アドバイザーが期待する「イギリス艦隊」

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読者のみなさんは「イギリスの軍艦」と聞くとなにを連想する? 日本の戦艦「金剛」がイギリスで製造されたのは有名な話だけど、それ以外にも楽しいヤツらが揃ってるんだよ。イギリスは世界有数の大海軍国家なので、いろいろな実験的な艦を世界に先駆けて開発してきたからね。それらのなかには保守的すぎたり、やり過ぎちゃったおかげで変なことになったりと、いろいろと楽しい艦が揃っているんだ。

 

僕は特にイギリスの「戦艦」が好きだな。なかでも海軍軍縮条約(1920年)の時代に造られた最大排水量3万5000トンの艦「ネルソン級」は、とってもユニーク。どんな戦艦か紹介しよう。

 

戦艦に限った話ではないが、船体のあちこちに主砲をつけると、それだけ装甲をたくさん貼らなければならない。そうすると艦が重くなってしまうのだけど、海軍軍縮条約の時代の新造戦艦は、基準排水量を3万5000トンで抑えるという決まりがあった。そこで装甲の重量を節約するために「ネルソン級は主砲を艦首に集めてしまおう」ってことになったんだ。そこで、艦首に三連装砲を3基も搭載した。この時点で、なんかイヤな予感がするでしょ?

 

完成していざ運用すると、艦首が重すぎて重量バランスがめちゃくちゃになった。艦首が重いと舵を切ってもなかなか曲がらないんだけど、ネルソン級はそれだけでなく、あるタイミングから急激に曲がるという、実に厄介な挙動をする艦だったと言われている。さらに低速時の操作性も最悪だった。

おかげで操縦が難しい。どのくらい難しいかと言うと、いままで何隻もの軍艦を指揮してきた歴戦の艦長でも上手に操れないほど。艦隊行動も難しいし、港の出入りは衝突事故を避けるためにいつも最後。

 

しかも欠点はこれだけじゃなかった。3基の砲塔はすべて艦首に設置されているおかげで、3番砲塔が艦橋に近すぎる。これだと砲撃の爆風が危険ということで、真横より後ろには撃てないんだ。最大火力を放てるのは、真横より前方の敵に対してだけ。それより後ろの目標には一番、二番砲塔だけしか使えない。実にいさぎよい!

 

ゲームで「いさぎよさ」はかっこいいかもしれないけど、実際は兵器なので喜んでいられない。結局、副砲を艦尾に配備することになってしまった。副砲をつけたということは、装甲を貼らなければならない。開発当初の「砲塔や弾薬庫を艦首に集中して危険部位を減らし、装甲を減らして軽量化する」というコンセプトはどこに行っちゃったんだろうか……。

 

そんな戦艦「ネルソン級」は、戦争が終わったら早々に除籍になってしまった。果たして今後、この戦艦が World of Warships に登場するかどうかはわからないけど、僕は密かに楽しみにしてるんだ! 

 


 

ぷかぷか艦隊は毎週金曜日最新話を公開します!来週もお楽しみに! 

 

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